クライマー魂

ボラーレ・エスカラーダ図書室に新しい本が仲間入りしました。

「クライマー魂」著者 :木本 哲

冬の岩壁から海外の高峰登山まで30余年に及ぶ登攀体験から育まれた、山で事故なく生き延びるための知恵と技術、山に登る心を熱く語る。若者たちが本格的登山をやっていくための指南書、啓蒙書として有益であり、また冒険譚としても面白い。

第1部 登山月刊誌「岳人」に4年にわたって連載した「しぶとい山ヤになるために」全48回

第2部 「山と渓谷」「岩と雪」「クライミングジャーナル」などへの寄稿文に加筆・修正したもの~

【主な内容】

「ベテランを問う」その言葉が持つ曖昧さと真の意味/困難と危険が登攀技術をはぐくむ/未知の岩壁に挑むには総合力がいる/技術、体力だけでは解決できない冬山の世界/山のリスクとどう向き合い、どう決断するか/ヨーロッパアルプスで学んだことetc…

【著者紹介】

1956年生まれ。79年山学同志会に入会し、国内外のクライミングや高峰登山で活躍。1985年エベレストでの凍傷で両足指を切断するが、その後も果敢に先鋭的な冒険的登山を続け、その登攀内容は高い評価を受けている。日本登山界をリードしている一人。NHKスペシャル「極北の大岩壁」(2003)、「白夜の大岩壁」(2007)にクライマーとして出演。日本山岳ガイド協会登攀ガイド、フランス国家認定アルパインガイド。

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