バンフ映画祭その3
第3部の最後はやっぱり、クライミングで~
パタゴニアのビッグウォールにニコラ・ファブレスら3人がフリークライミングで挑む。
食料も尽きて、すごく厳しい登攀のはずなのに全編にあふれるユーモアに笑いが絶えませんでした。必見です!
NOTES FROM THE WALL
最強のベルギー人クライマートリオ、Sean Villanueva O’Driscoll(ショーン・ヴィラヌエバ・オドリスコール)、Nicolas Favresse(ニコラ・ファブレス)、Siebe Vanhee(シーベ・ファンヘーエ)の3人が、パタゴニアで最も困難なルートの一つといわれるTorre Central(トーレ・セントラル)の東側にある高さ1200メートルの垂直壁「El Regalo de Mwono(エル・レガーロ・デ・ムウォーノ)」に世界初のフリークライミングで挑戦する。15日間分の食料を携え、必死に壁に張り付きながら登っていく。パタゴニアの天候は非情なほどに変わりやすい。風が吹き荒れ雪が襲い体温を奪っていく。氷のひび割れがフリークライミングをさらに困難にする。天候が悪く登れない日が続き、食料が底をついていく。そんな状況にも関わらず3人の目は常に頂上に向けられ、その苦行を楽しんでいるかのようだ。果たして彼らは登頂できるのか・・・?