ALONE ON THE WALL
ボラーレ・エスカラーダの書籍部に新しい本が増えました。
現代のクライミングシーンを語るときにかかせないクライマーになったアレックス・オノルドの半生記が出ました。
ロック&スノーの最新号#071もきましたよ。
内容紹介
極限のフリーソロ、最速のスピード登攀、ピオレドール受賞……今、クライミング界で最も気になる男の初の著書! 史上最強のソロクライマー、アレックス・オノルドの自伝。
これまでのクライミングの常識を覆して、驚異的なフリーソロの記録を出し続けてきたアレックス・オノルドが半生を振り返り、自らのクライミング哲学を語る。
極めて困難なショートルートから、長く気の抜けないビッグウォールまで、「落ちたら確実に終わり」の世界を生き続け、さらにアルパインクライミングで2014年、
フィッツ・ロイ トラバースを成し遂げてピオレドールを受賞した、今、最も熱いクライマーの初の著作。
命綱を使わないフリーソロクライミングの天才として、世界的に有名なアレックス・オノルド。オノルド本人が、これまでのクライマー人生で成し遂げた、最も重要な7つのクライミングを回想する。
回想を通じて、世界有数の絶壁を脅威のスピードで登頂する彼の精神力や技術に迫るとともに、極限スポーツのさらなる極限に挑み続ける29歳のロッククライマーの人物像を描きだす。
共著者は、自身も登山家で山岳ノンフィクション作家として知られる、デビッド・ロバーツ。
本書で書かれる7つのクライミング:
1) ムーンライトバットレス(フリーソロ) 5.12c,
2) ハーフドームのダイレクト・ノースウェスト・フェイス(フリーソロ)5.12a,
3) レインボーウォール、レッドロックス(フリーソロ)
4) “ヨセミテトリプル”, マウント・ワトキンス南壁、エル・キャピタンのノーズ・ルート、ハーフドーム北西壁、を連続登攀。18時間50分
5) ザ・ノーズのスピード登攀
6) メキシコ エル・センデロ・ルミノソ (フリーソロ)
7) パタゴニア・フィッツロイ・トラバース (ピオレドール受賞)
目次
第1章 ムーンライト・バットレス
第2章 独りきりの地獄
第3章 恐怖と愛
第4章 世界を旅する
第5章 ヨセミテ・トリプル
第6章 スピード記録
第7章 アラスカとセンデロ・ルミノソ
第8章 フィッツ・ロイ
第9章 さらなる高みへ
内容(「BOOK」データベースより)
ロープなし。落ちたら最後。男はなぜ、極限のフリーソロに挑むのか―クライミング界で今、最も気になる男の「魂」の書。これ までのクライミングの常識を覆し、驚異的なフリーソロの記録を出し続けてきたアレックス・オノルドが半生を振り返り、自らのクライミング哲学を語る。自身 も登山家で山岳ノンフィクション作家として知られるデイヴィッド・ロバーツが共著に加わり、極限スポーツのさらなる極限に挑み続ける男の人物像を描き出 す。